和束茶と宇治茶は、日本茶の種類であり、以下にそれぞれの特徴をまとめました。
和束茶とは？
和束茶は、京都府相楽郡和束町で生産される日本茶です。
葉は繊細で、どちらかと言うと淡い色合いで、爽やかで甘い香りが特徴です。
清涼感があり、苦みが少ないので、飲みやすくてやさしい味わいです。
緑茶の種類の中でも、特に上質な茶葉とされています。
宇治茶とは？
宇治茶は、京都府宇治市で生産される日本茶です。
葉は太く、濃い色合いで、香り高く、芳醇な味わいが特徴です。
渋みがあり、苦味が強いので、少し大人向けの味わいとされています。
高温のお湯で淹れると、香りや味わいが一層引き立ちます。
以上が和束茶と宇治茶の特徴です。ただし、茶葉の品質や栽培方法、製造工程などによって、味わいに違いがあることもあります。
製品として流通しているものはブレンドされ味が整えられているので正確な表現は難しい部分もあります。
宇治茶として流通しているお茶も製品化される（ブレンドされる）際には和束産の茶葉を利用されており一説では40％後半もの量が和束産の茶葉とも言われています。
製品化した商品では味わうことのできない楽しみがやはりシングルモルト同様のノンブレンドのお茶だと思います。
各地域のノンブレンドの茶葉で一度、お茶を淹れてみては如何でしょうか？